2011年11月9日水曜日

六本木ヒルズのイルミネーション。

こんにちは。

今年も六本木ヒルズのクリスマスイルミネーションが始まりました。


プルーと白のイルミネーションはとても幻想的で帰り道に楽しんでいます。


僕らにはちょっと嬉しい季節です。









すべてのイルミネーションは環境に優しいLEDを使っていて時代を反映しています。


またこのイベントは韓国のエレクトロニクス関連のトップ企業「SAMSUNG」が3年連続でスポンサーを努めています。


これも時代を反映しています。


つい何年か前まで、車と電気関連は日本勢が世界を圧倒していましたね。
しかし両方の分野で韓国の企業が伸びているのを良く聞くと思います。

ではどれくらい韓国勢は頑張ってるのでしょうか?
逆に言うとどれくらい日本勢はやられちゃってるのでしょう?

サムソン(三星)グループの去年の売上高は約20兆円です。更に10%以上の営業利益を計上しました。
対する日本勢は

一位 日立製作所 約10兆円
二位 パナソニック 約8兆円
三位 ソニー     約8兆円

となっています。

最近の円高で各社とも営業利益はマイナスと見込まれています。

円高を考えると世界の市場ではサムソン一社で日本勢上位三社位のシェアがあると考えて良さそうです。

韓国でサムソンを始めLGや車のヒュンダイなどのトップ企業が一気に伸びたのは、政府による政策によるものです。

韓国政府は長い間不況に悩ませられて金融危機を迎えた過去を踏まえ、
トップ企業を優遇して国際競争力を高め外貨獲得し、国内を潤わせる政策を取ってきました。

それによりサムソン電子は国内GDPに対して売上高が20%を占めるほどの超大企業に成長しました。

もちろんそんな政策により中小企業は圧迫を受けて減ってしまったり、
副作用はあったと思います。
それに対しての批判も多いと聞いています。

しかし、最近のEUの金融信用不安の問題や国内の構造的な問題を考えると、さすがに日本も政府ぐるみでの企業競争力を伸ばす方法が必要と感じます。

資源の無い国では技術力を生かして外貨獲得をし続けるしか繁栄が継続する事はありません。

政府には国内経済が潤うためにもう少し大きな視点に立った大きな舵取りをしていただきたいものです。

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